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多汗症とわきがについて:多汗症治療の歴史

1970年代になって、欧米で内視鏡を利用した交感神経切除が数多く行なわれるようになり、多汗症治療の主流になりました。日本ではずっと遅れて1991年に始まりました。

日本の内視鏡カメラやビデオシステムは世界の中でもトップレベルにあり、次々と改良が加えられ、1995年頃より急速に内視鏡の口径2mmまでになり、患者さんの手術による負担はずいぶん減ってきています。

手術はわきの下に2mm弱の傷がつくだけででき、数か月たてばほとんどわからなくなります。片側ずつ行うので、日帰り手術も可能です(反対側は3ヶ月後)。

手術の成功確立は、大体顔面は100%、手のひらは99.8%、わきは95%程度汗が止まっています。手のひらは追加手術を行い、最終的には100%汗が止まっています。

足のうらは原則として手術は行いません。その理由として手、顔面、わきと足を同時に手術すれば胸、腹に大量の汗をかくようになるからです。但し、手やわきの汗が止まった症例のうち、何もしなくても60%くらいの人は足のうらの汗が減ってきます。

これは、手やわきの汗が止まることにより中枢神経からの神経興奮が減るためと考えられます。この手術には保険も適用されています。

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