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永久脱毛の正しい知識:永久脱毛の歴史

永久脱毛といえばその対象となるのが体毛ですが、これは全身に生えているものすべてを合計するとなんと約140万本にもなります。場所別には頭に約10万本、顔1cm2  あたり約30~40本、腕1cm2  あたり約15~20本、脇の下(片側)800本以上、その他約100万本も生えていると言われています。

永久脱毛の対象にまでなっている体毛は一体何のために生えているのか、という疑問が次に起こってきますが、その理由の一つは物理的な接触から皮膚を保護するためのようです。また毛には保温機能とともに断熱機能、があり、頭などは直射日光下での頭皮の温度上昇を防いだり、紫外線を防止したりしてくれます。さらに驚いたことには、毛根周辺部分は、外部の微妙な変化を感じ取るセンサーのような役目を果たしていているというのです。このように毛は目的があって創られたものなのですが、進化とともに部位によっては不要なものとなり、美しさを求める視点に立った場合にこのムダ毛がどうしても邪魔に思われ始めました。

永久脱毛のそもそもの始まりは、1875年に逆まつげの治療としてアメリカで開発された"電気分解法"です。
これはまず、直流電流を発毛組織に流して組織液を分解します。その電気分解作用によってできる水酸化ナトリウムが毛根組織を破壊することによって発毛が阻止されるわけです。1900年に入るとアメリカで "X線脱毛" が行われるようになりました。以後約50年にわたってこの脱毛法は行われてきましたが、副作用としてしみ、しわ、傷、更には皮膚がん発生するケースもあったっため、次第に行われなくなりました。

永久脱毛に関する地道な研究によって、1924年にはフランスで"高周波脱毛法"が考案されました。
これは高周波の加熱作用によって発毛組織を凝固させて、機能できないようにする方法です。1940年代にはこの機械に真空管が使われるようになって性能が増し、普及が進みました。それまでの電気脱毛に比べて処理時間が早い点も、この脱毛法の長所の一つです。そして1948年には前の"電気分解法"とこの方法を組み合わせて効果を高めることに成功した"ブレンド脱毛"が開発されています。これは現在主流となっている脱毛法で、毛包にニードルと呼ばれるものを挿入して微量の電流を流すことによって発毛機能を失わせます。

永久脱毛の最新のものとしては"レーザー脱毛"があります。
この機械は1996年に販売され始めたもので、レーザーの照射時間を短くしてその周りの組織にダメージを与えないで、特定の組織だけを反応させるというしくみです。1997年になると日本にも導入されて、多くの女性たちの理想の素肌作りの一役を担っています。

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