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アトピー性皮膚炎について:アトピー性皮膚炎の治療①

もっとも一般的な治療法は、副腎皮質ホルモン薬(ステロイド薬)の外用と、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の内服です。

ステロイド剤以外に、非ステロイド系の消炎外用薬もあります。食物アレルギーが明確な場合は、アレルゲンの食物を口にしない除去食療法を行います。一定期間除去すると、その食物に対して耐性が獲得され、やがて食べても大丈夫になります。

皮膚の汗や汚れを丁寧に落としたりするスキンケアも欠かせません。こうした一般的な治療法のほかにもたくさんの方法が試みられ、それぞれ成果をあげています。

薄めたアレルゲンを長期間にわたって繰り返し皮下に注射し、抵抗力をつけるのが減感作療法(体質改善療法)です。アトピー性皮膚炎の背景にストレスがあると考え、心身医学的な治療を行う場合もあります。ストレスに気づき、リラックス法を身につけると治ることもあります。

日光浴でもアトピー性皮膚炎が軽快するといわれています。これを一歩進めて、人工紫外線照射装置を使い、人工的に日焼けを起こすことで炎症を抑えるのが光線療法です。また、海水浴により、日光浴と同時に、海水による洗浄、殺菌効果を期待する海水浴療法も行われています。

エイコサペンタエン酸(EPA)が多く含まれるイワシ、サンマなど青魚を食べるようにすると、アレルギーによる炎症が抑えられるといわれ、EPA製剤を内服する治療法もあります。ほかに、腸内のカビを退治する抗真菌剤や整腸剤を内服する治療法や、漢方療法も行われています。

アトピー性皮膚炎の治療は、皮膚疾患を抑える薬物療法、ドライスキンに対処するスキンケア、アレルギーに対する環境整備によるダニ駆除の三つが基本です。根本的な治療には、スキンケアと体質改善、ダニ駆除による原因除去が必要ですが、皮膚に出ている湿疹は、放置するとさらに悪化する可能性があります。

まず、薬によって皮膚症状を軽くし、その後に、長い時間がかかるドライスキンの手当てや体質改善を行います。薬剤は症状として現れる湿疹を軽くする対症療法として使います。炎症を抑える為にはステロイド剤による外用療法を、湿疹にともなう強いかゆみには抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤による内服療法を行います。

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