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低カロリーダイエットについて:低カロリーと栄養(2)

低カロリーの食品にも含まれているビタミンは他の栄養素のはたらきを円滑にするうえで欠かせないもので、油脂に溶ける脂溶性ビタミンと水に溶ける水溶性ビタミンがあります。水溶性ビタミンはとりだめがきかないので、毎日とる必要があります。ダイエット中は、どうしてもビタミンが不足しやすいので、いろいろな食品を食べるように心がけ、バランスをとりましょう。

低カロリーの食事でダイエットするときの注意点として、ミネラルを十分にとれるようにすることも必要です。私たちの体内には、カルシウム、カリウム、ナトリウムなど、さまざまなミネラル(無機質)が存在しています。これらのミネラルは、血液や体液を一定の状態に保ったり、筋肉や神経のはたらきを調節したり、骨や歯をつくるなど、からだにとって欠くことのできないものです。特に長期のダイエットでは、カルシウムと鉄を十分にとるように留意しましょう。

低カロリーの食事と食べても太らない食物繊維を上手に組み合わせることが、肥満予防には最適です。食物繊維は体内で消化、吸収されないので、いわゆる栄養にはなりませんが、私たちの健康維持に欠かせないさまざまな作用を持っています。水分を吸収してふくらみ満腹感が得られやすい、かむ回数が多くなり早食いを防ぐのに役立つ、便のカサを増やしやわらかくして便秘を防ぐ、腸内細菌のバランスをよくする、血糖値やコレステロール値を下げる、塩分を体外に持ち出すなどの効用があります。食物繊維はとりにくいと敬遠されがちですが、調理を工夫してぜひ積極的にとるようにしましょう。

低カロリーの食事の献立を考えるときなど、からだに必要な栄養素をとるためには、バランスよくいろいろな食品を食べることです。何をどのように食べれば、バランスよい食事になるのでしょうか。糖尿病の食事療法を行う際、食品交換表というものを用いて低カロリーで栄養バランスがとれるようにしていますが、この食品交換表は糖尿病の人だけでなく、肥満の人の食事療法にも役立ちます。およそ、どんな食品にどんな栄養素が含まれているのか、つかんでおくと便利です。

低カロリーの食事を長く続けるためには、自分の食べ物の好みをできる限り取り入れ、調理を焼く、煮る、蒸すなど工夫したり、家族と献立を同じにしたりすることも大事です。いつも同じような材料を使って、同じように調理していたのでは飽きてしまいますから。

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