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低カロリーダイエットについて:低カロリーと肥満

低カロリーを意識するのは、自分や家族が太ってきたときです。
やせるために、とりあえず低カロリーの食品をとり、脂肪や糖分をひかえ、運動をすることを心がけます。いわゆる、ダイエットですね。でも、ちゃんと自分に合っていて無理なく継続して行えるダイエットでなければ、目先の体重の増減にだけ一喜一憂し、リバウンドという悲しい副産物を手に入れてしまうかもしれません。肥満について正しい知識を身に付け、病気にならない健康的な美しいからだを維持していきましょう。

低カロリーの食事が飽食ぎみの現代人には必要です。人間のからだは、約5~6割が水分、残りが脂肪やたんぱく質、糖質、ミネラルなどで成り立っていて、これらの構成成分のうち、脂肪が多くなりすぎた状態を医学的に"肥満"と呼びます。筋肉や骨、水分が増えても体重は増加しますが、この場合は肥満とはいわないということです。つまり、肥満は見た目や体重が多いというだけでは判断できないのです。

低カロリーの食事をとるようにしながら、体脂肪率が少なければ少ないほどよいと思っている方が多いようですが、たとえば、からだから脂肪がなくなってしまったときの体型を想像してみてください。頬はこけ、目は落ちくぼみ、胸のふくらみもなくなって、まるで映画に出てくるゾンビのような姿になってしまいます。つまり、脂肪は骨や筋肉と同様、からだを形づくるうえで大切な存在であり、同時に、脂肪はエネルギーの貯蔵庫としても重要で、ある程度の量は必要とされています。

低カロリーの食事と肥満は大いに関係しています。肥満かどうかを判定するには、BMI(ボディ・マス・インデックス)という体格指数に基づいて標準体重を算出する方法が、現在世界中で広く使われています。BMIとは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った数値のことです。この指数は、国際的に用いられている体格の判定法で指数がおよそ22のときが最も病気になりにくいことがわかっています。そこで、日本でもBMI指数が22になる体重を標準体重として使用しています。

低カロリーの食事に気を配り、標準体重だから100%安心というわけではないようです。体重も見た目も太っていないのに、体脂肪率が多い人がいるからです。このように目に見えない肥満のことを"かくれ肥満"と呼んでいます。かくれ肥満の人は、体重に対する脂肪の割合が多いわけですから、その分筋肉や骨、内臓などがやせていることになります。大切な内臓などが衰えているとしたら、ただ脂肪が多いだけの肥満以上に問題が多いかもしれません。

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