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プチ整形について、安全性はもちろんリスクについても知っておく必要がある。代表的なヒアルロン酸注入とボトックス注射について述べてみる。ヒアルロン酸は前述のように、もともと体内にある物質のため副作用の可能性は極めて低い。どんな人間でも治療をうけることができる。
アレルギーに関しても、起こる確率は0.05%とされている。ヒアルロン酸注入時に針の接触によって内出血を生じることがあるが、10日前後で自然消失する。注入剤の種類、量、注入部位を誤るとその部位がデコボコすることがあるが、これは医師の経験やテクニックに左右される。
プチ整形において筋肉の収縮を弱め、額の横じわや眉間のしわ、目尻のしわに少量で絶大な効果をもたらすボトックス。ボツリヌス菌毒素から抽出されているボトックスは筋肉の収縮時につくられるアセチルコリンの働きを阻止し、筋肉の働きを抑制する。この作用を利用してしわを無くすのである。長くて1年間効果が持続する。
プチ整形を受ける前に注意すべきなのは、ボトックスは、女性の場合処置後2回月経が終わるまで、男性の場合3~4ヶ月まで避妊しなければいけないということだ。妊娠前および妊娠中の投与に関する安全性はまだ確認されていないからである。授乳中の乳児に対する作用に関しての報告はないが、医師は授乳中の処置をすすめない。
ボトックスによる副作用の確率は低く、いずれ体内からなくなるものなので、副作用があったとしても一時的である。ヒアルロン酸同様に内出血、アレルギーがあげられ、その他まれに表情が引きつっているような感覚があったり、肩こりなどの症状が訴えられたことがあるがしばらくするとおさまっている。また、以前にボツリヌス菌が原因で食中毒になったことのある人はボトックス注射を受けることができない。
プチ整形の治療に用いる注入剤などの信頼性は医師が判断するが、医療器具や原料が信頼できるかどうかのひとつの基準にFDA(米国食品衛生局)の認可がある。FDAは日本でいう厚生労働省にあたる機関で、何種類かの注入剤とボトックスはすでに認可されている。
プチ整形では、このようなリスクについてもきちんと説明してくれる医師に治療をお願いしよう。いずれにせよ、結果については医師の技術や経験が大きく影響することを理解しておくべきである。
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