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プチ整形について:プチ整形が広まったわけは?

プチ整形は、メスなどを使わずに糸で固定したり、薬剤を注入して顔の形を整えたりする治療のことである。短時間の簡単な治療で、痛みや腫れがほとんどないということで、エステやメイクの延長として気軽に試せるのが受けている。プチ整形の大きな特徴として、「メスを使わない」「短時間で治療が終了する」「元に戻せる(やり直しができる)」の3要素をあげることができる。

プチ整形は、「あと○○ミリ○○が○○だったら・・・」という誰もが持つルックスの悩みをメイクと同じような感覚で、美容整形よりも安価で解消できるのである。「少しだけ」というのがミソで、「なんとなくキレイになった」「顔がすっきりした」など、気付かれることのないさり気なさが人気の秘密なのだ。

プチ整形は、日本では1990年代の終わり頃から部分整形として定着し始め、20~30代の若い女性を中心に広まった。就職活動中の女子大生や女子高生も行なうようになって、2000年あたりからプチ整形の低年齢化が始まったとされ、世界的にもその傾向はすでにあった。新聞記事などによると、2001年~2003年頃にかけて、プチ整形の大ブームが起こっている。それは、若い女性だけのものではなくなったということを意味する。この時期、夏休みに保護者とともに来院し、プチ整形を行なう小中学生が激増した。最も多かったのが二重まぶた治療であった。

プチ整形は、さらに40代以上の女性や男性までにも受け入れられるようになり、今後もますます増えていくといわれている。美容整形でよく取り上げられるのがお隣の韓国であるが、ここでは親子で美容整形をしたりと、整形は美容院に行くような当たり前の風潮になっている。整形は美しくなるために必要なものという認識があるのだ。そもそも「プチ整形」という概念すら韓国にはない。

プチ整形の「プチ」とは"小さい""ちょっと"を表し、ネガティブなイメージのある単語の前につけてそのイメージを緩和させるのに使う。「プチ家出」「プチ残業」などがそうだ。プチ整形という呼称は、日本人が整形に対して「後ろめたい」「怖い」という意識を持っている表れといえよう。そして、「プチ整形」という呼称が定着したことによって抵抗感が薄まり、「プチ整形は整形とは違うのだ」と日本でも認識されるようになったのである。

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